I Would — One Direction
初投稿です! 記念すべき初投稿は。。。
Drum roll please........
One DirectionのI Would です。
音声はこちら↓
この曲は、英語学習で誰もが苦戦する仮定法がこれでもかと言うほど使われているので、「仮定法意味わからん! いつ使うの!」という方にとってもおすすめです。
それでは、Let's get started!
Lately I found myself thinking (thinking)
最近、考えるんだ。
Been dreaming about you a lot (a lot)
君のことをたくさん夢で見るんだ。
And up in my head I'm your boyfriend
僕の頭の中では、僕は君の彼氏
But that's one thing you've already got
だけど、君にはもう彼氏がいるんだ
He drives to school every morning (morning)
彼は毎朝車で学校に行く
While I walk alone in the rain (the rain)
それに対し、僕は雨の中一人歩いて行く
He'd kill me without any warning (warning) If he took a look in my brain
もし彼が僕の頭の中を覗いたとしたら、なんの前触れもなく僕を殺すよ
*Would he say he's in L-O-V-E?
彼なら、「愛してる」て言うのかい?
Well if it was me then I would I would
僕なら、言うさ
Would he hold you when you're feeling low?
彼なら、君が落ち込んでる時に抱きしめてくれるかい
Baby you should know that I would, I would
ベイビー、僕なら抱きしめるって言うことを分かってくれ
*くり返し
Back in my head we were kissing
僕の頭の中では、僕らはキスしてた
I thought things were going alright (alright, alright)
色々上手くいってるって思ってた
With a sign on my back saying, "Kick me"
「俺を蹴って」て書いてある紙が背中に貼ってある
Reality ruined my life
現実が僕の人生をめちゃくちゃにする
Feels like I'm constantly playing a game that I'm destined to lose
自分が負ける運命にあるゲームを常にしてるような気になる
'Cause I can't compete with your boyfriend
だって、君の彼氏には勝てっこないんだから
彼は27個もタトゥーがあるんだ
*くり返し×2
**Would he please you?
彼なら、君を喜ばせてくれるかい?
Would he kiss you?
彼なら、君にキスするかい?
Would he treat you like I would? (I would)
彼は、僕みたいに君を扱うかい?
Would he touch you?
彼なら、君に触れるかい?
Would he need you?
彼なら、君を必要とするかい?
Would he love you like I would?
彼なら、僕みたいに君を愛するかい?
*くり返し
**くり返し
*くり返し
(おしまい)
He'd kill me without any warning if he took a look in my brain
出ました仮定法(過去)です。He'd はHe wouldの短縮系です。仮定法過去は、現在起きていることとは異なることを仮定する時に使うものです。形としては、
If+主語+動詞の過去形, 主語+would/could/should+動詞の原型
です。ここの歌詞では、もうこの形まんまの綺麗な仮定法が使われています。
なぜここで仮定法を使うのかというと、
「彼が僕の頭の中を覗いたら」という、絶対にできない、あり得ないことを仮定しているからです。
Well if it was me then I would I would
wouldの後が省略された仮定法です。これを完全な文で書くと、
Well if it was me, then I would say I'm in L-O-V-E.
です。さて、ここで仮定法が使われているのは、なぜでしょうか。
本当は僕は君の彼氏じゃないけど、「もし自分が君の彼の立場なら」という、事実とは異なった仮定をしているからです。
Baby you should know that I would, I would
これもまた、wouldの後が省略された仮定法です。完全な文は、
You should know that I would hold you when you're feeling low.
です。
With a sign on my back saying, "Kick me"
「with+目的語+補語」、つまりいわゆる付帯状況のwithです。
(目的語)が(補語)の状態で
と言う意味です。よく分かりませんよね。よくある例文は、
He was sitting with his legs crossed. 彼は足を組んで座っていた。
ここでの目的語はhis legs、補語はcrossed です。
さて、この歌詞を分かりやすく書き換えると、
With a sign saying "Kick me" on my back
です。a sign saying "Kick me"が目的語、on my back が補語です。
直訳すると、「蹴ってくれって書いてある印」が「自分の背中に乗っている」状態で、となります。
ただ、目的語の部分が長すぎるので、歌詞のような語順になるわけです。
'Cause I can't compete with your boyfriend
'cause はbecauseの省略形です。学校で読むような文章には絶対出てきませんが、話し言葉ではよく使います。becauseというのが面倒だから、'cause と言っちゃえ、という心理です。
He's got 27 tattos
He's gotは現在完了だと思いましたか? 違います。
have got は口語でhaveと同じ意味になるのです。これも、書き言葉やフォーマルな文章では使いません。なので、
He has 27 tattos.
ということになります。また、口語でhave to do (〜しなければならない)はhave got to do に書き換えられます。さらに、この場合、have got to=gottaと略されることがとっても多いです。例えば、
I have to go. 行かなきゃ
=I have got to go.
=I've got to go.
=I gotta go.
となるわけです。口語では、この中ではI gotta go. が圧倒的に使用頻度が高いです。
Would he treat you like I would?
これも省略された仮定法です。書き直すと、
Would he treat you like I would treat you?
です。もし僕が君を扱うとしたら、それと同じように彼は君を扱うかい、ということです。
なぜI treat you でなく、I would treat you かというと、実際にtreat youしているわけではなく、自分が彼氏だとしてtreat you するとしたらという仮定をしているからです。
さて、I would を使ったレッスンはこれでおしまいです! ご覧いただきありがとうございました:)
For more, stay tuned and wait for the next post!